2012年9月の記事を見つけました。
「これまで困難であったG12/13と共役するGPCR*
(*例えばLPA6、別名P2Y5、またの名をLPA受容体!まさに先天性乏毛症)
に対する創薬が一気に加速化されるものと期待されるという。」
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20120918/index.html#YOUGO5
http://first.lifesciencedb.jp/archives/5908
今回のネイチャーに発表された論文では、作動薬などを判定しやすくする方法を発見した!
という内容かと思われます。(要約しすぎですが...)
私たちにとっては、とても大きなニュースです。
それと、もう一つ記事を見つけました!
井上飛鳥先生の発表の要旨です。
2012/9/8 第11回生物化学若手研究者セミナー
http://shibu.pharm.or.jp/tohoku/H24seibutu_youshi.pdf
「現在、我々は LPA6アゴニストがPA-PLA1α(LIPH)変異患者に対する毛髪疾患治療への創薬となることを期待し、LPA6アッセイ系(384-well plate)を構築し、化合物スクリーニングを予定している。」
ちなみにスクリーニングとは,種々のアッセイ(評価)系を用いて化合物を評価し,多くの化合物群(ライブラリー)の中から新規医薬品として有効な化合物を選択する作業。
384-well plateというのは、よく実験室で見るアレです。
LPA6アゴニスト、つまり”LPAの代わりにLPA6を作動させる薬”を探そうとしている、
ということかと思われます。
頭の中を整理するために、手書きですが私なりにまとめてみました。
間違ってるかもしれませんが・・・
それにしても、なんだかいよいよ近づいている気が・・・
もちろん、まだ時間がかかるのはわかっているのですが、
それでも期待せずにはいられません。